「30記事書いたのに、検索からのアクセスがゼロ…これって普通?」
そんな声を、ブログを始めたばかりの人からよく聞きます。
ネットを見れば「とにかく記事を書け!」「まずは50記事!」というアドバイスが山のようにあふれていますよね。でも…それって本当に正しいんでしょうか?
この記事では、「ブログは質と量どちらを重視すべきか?」という永遠のテーマに、実体験とデータを交えて答えていきます。
記事数を増やしたのにアクセスが来ない理由
読まれない理由①:読者ニーズとズレている
書きたいことを書いていませんか?
例えば「旅行記」や「日記」は、自分にとっては大事な記録でも、検索ユーザーにとってはどうでもいいことだったりします。
「検索されるテーマか?」「悩み解決型か?」を常に意識しましょう。

読まれない理由②:キーワード設計が甘い
SEOってなんだか難しそうですが、最低限「読者が検索する言葉」を見出しやタイトルに入れるのは必須です。
「ブログ 初心者 記事数」「ブログ 質 量 どっち」など、実際に検索されているキーワードを使いましょう。

読まれない理由③:回遊導線が弱い
せっかく読んでくれた人も、次にどこに行けばいいかわからなければすぐに離脱します。
内部リンクや関連記事の提示で、自然な流れを作ることが大切です。
「質」を高めると何が変わる?
質って、どう測るんでしょう?
個人的には「読者の検索意図に応え、納得感と満足感を与えられる記事」こそが“質が高い”記事だと考えています。
質の高い記事の共通点
- 読者の悩みや疑問に明確に答えている
- 信頼できる情報源を根拠にしている(例:公式サイト、論文)
- 自分の失敗談や体験を交えて書いている
- 検索されるキーワードを見出しや冒頭に盛り込んでいる
たとえば「ブログ初心者 記事数」で検索する人って、どんな情報を求めていると思いますか?
おそらく、「今どれくらい書けばいいのか」「まだ成果が出ないのは普通なのか」といった“安心材料”や“次のステップ”が知りたいはず。
そうした疑問に丁寧に答える記事こそ、Googleにも読者にも評価されやすいんです。
フェーズ別:「質と量」のバランスの取り方
「質と量、結局どっちが大切なんですか?」という質問に、あえて言うなら——
ずるい答えかたになってはしまいすが、どっちも大事です。
ただし、タイミングによって“主役”が変わります。
初期段階(10〜20記事):まずは量を意識
ブログ開設直後は、質よりも「とにかく記事をそろえる」ことが優先です。
なぜなら、そもそも記事がなければGoogleに評価されようがないからです。
この時期は、「自己紹介」「主要カテゴリの概要」「よくある質問への回答」など、ブログの“骨格”を作るイメージで書きましょう。
完璧を目指さず、とにかく書いて公開する。これが大切です。
中期(30〜50記事):質へシフト
30〜50記事あたりからは、検索流入を意識した“質の高い記事”が必要になります。
このフェーズでは、以下の要素を意識してみてください:
- キーワード選定:「ブログ 毎日更新 意味ある?」「記事数 目安」など具体的な検索意図を掴む
- 読者体験の最適化:体験談・事例を交えて“人間味”を出す
- 見出し構成の工夫:H2とH3で構造を明確にし、読みやすさを意識
この段階になると、アクセス解析を使って改善ポイントが見えてきます。
成熟期(50記事〜):量産ではなく最適化へ
50記事を超えた段階では、「とにかく記事数を増やす」という考えは卒業です。ここからは、既存記事ここからは“戦略フェーズ”です。
新記事を闇雲に増やすのではなく、リライト・内部リンク整備・カテゴリ設計が中心になります。
- リライト:古い記事をアップデートし、順位を上げる
- 内部リンク:読者がスムーズに関連情報にたどり着けるように
- 収益導線の最適化:アフィリエイトやサービス誘導など
この時期に意識したいのは「サイトとしての完成度」です。
収益化を目指すのであれば、アフィリエイト記事の導入や収益性の高いテーマに絞るのも効果的になってきます。

まとめ|結局、質と量のどちらを重視すべき?
結論として、
- 初期:量が必要(認知されるため)
- 中期:質が必要(読まれるため)
- 成熟期:最適化が必要(育てるため)
というフェーズ分けが非常にしっくりきます。
正直、最初から質の高い記事なんてなかなか書けません。
でも、書いて、失敗して、リライトして…を繰り返すうちに、自然と“質のあるブログ”が育っていきます。
焦らず、自分のペースで育てていきましょう。
