在宅で副業を始めてみたものの、「肩がこる」「なかなか集中できない」「部屋が散らかる…」なんて悩み、ありませんか?
私自身もそうでした。最初はリビングのテーブルで作業していたのですが、どうにも集中できず、気づけばスマホを見たり、片付けを始めたり…。
やっぱり、家ってくつろぐ場所なんですよね。だからこそ、あえて「仕事をする空間」を意識的に作ることが大切だと実感しました。
この記事では、そんな私の実体験をもとに、快適で効率的な在宅副業環境をつくる7つのステップをご紹介していきます。
ワークスペースを明確に分けよう
副業を続けていく上で、最初に見直したいのが「作業する場所」です。
在宅ワークって、自宅がそのまま職場になるので、どうしてもオン・オフの切り替えが難しいんですよね。私もリモート会議の直後にそのまま昼寝してしまったことがあります(笑)
実際、全米経済研究所の調査では、完全リモートワークの人は、オフィス勤務よりも平均で18%ほど生産性が低いというデータもあるそうです。
これ、本業での話ですから、副業となるとさらに集中しにくいのではないでしょうか。
そこで私は、思い切って「ここは仕事をする場所」と決めたスペースを作ることにしました。狭い部屋ですが、リビングの一角にデスクとパーテーションを置いただけで、気持ちが切り替わるようになったんです。
リモート会議の背景が気になる方には、タペストリーや簡易の背景布もおすすめですよ。
家族や同居人がいる方なら、「ヘッドホンをつけたら話しかけないで」などの簡単なルールを共有しておくのも一つの手です。
空間をちょっと区切るだけで、自分の中で「ここでは仕事モード」というスイッチが入るようになってきます。副業とはいえ、“仕事”としての意識を持てる空間作りが、結果的にパフォーマンスを底上げしてくれる気がします。
⚪︎関連記事:「完全リモートワーク、生産性でオフィス勤務に18%劣る-米大学の研究」

正しい姿勢を保つための椅子と机を選ぶ
在宅副業を始めた当初、私はダイニングにある食卓と椅子に座って、あぐらをかいてノートパソコンをカタカタ…。
今考えると、あれで集中力を保とうとしていたのが無謀でした(笑)
長時間パソコンに向かう副業って、どうしても肩こりや腰痛、慢性的な疲れに悩まされやすいんですよね。
そこでまず見直したのが、「椅子と机」の環境です。
椅子については、できればオフィス仕様のエルゴノミクスチェア(人間工学設計)が理想だと思います。
私も実際に導入してみて、「あれ、こんなに楽なの?」と驚きました。
ある調査では、エルゴノミクスチェアと人間工学的なトレーニングを組み合わせたグループの生産性が17.8%向上したという結果もあるそうです。
さらに、ノートPC作業に適した椅子を使うと、首の傾きが少なくなり、肩の負担も軽減されたという報告も。
大げさじゃなく、椅子ひとつで集中力も体の快適さもガラッと変わると、私は感じています。
エルゴノミクスチェアの選び方としては、以下のようなポイントがあります:
- 座面や背もたれ、アームレストの調整機能
- 腰部サポート(ランバーサポート)
- 通気性の良い素材(メッシュなど)
自分に合った作業環境を整えることは、「続けられる副業」の土台になります。
⚪︎関連記事:「Leapチェアの生産性と 健康への影響に関する 研究レポート」


目と心に優しい照明を整えよう
意外と忘れがちなのが「照明環境」です。私も最初は、リビングの天井照明だけで作業していたんですが、夕方になるとすぐ目が疲れてしまって…。
在宅での作業は、パソコン作業が中心になることが多いですよね。だからこそ、目の疲れが集中力に直結するんです。
照明を見直すうえでポイントになるのが、「色温度」と「明るさ」。一般的には、自然光に近い昼白色(5000K〜6000K)のLEDライトが目に優しいと言われています。
私は、昼白色のデスクライトに変えてから、目の疲れ方がだいぶ変わった気がします。照明って、思っていた以上に作業の快適さを左右しますよ。
音環境が集中力を決める
「静かなはずの家なのに、なんだか集中できない…」そんなこと、ありませんか?
私の家も日中は工事の音が聞こえたり、近所の生活音が気になったりして、落ち着かないときがあります。
そこで導入したのが、ノイズキャンセリング付きのイヤホン(私はAirPods Proを使っています)。
完全に無音にするわけではなくて、「余計な雑音を取り除いて、必要な音だけ聞こえる」感じが心地よくて。作業にスッと入れるようになりました。
研究でも、ノイズを軽減することが集中力の向上に繋がる可能性があると言われているので、音環境にモヤモヤしている方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
モニターや周辺機器を整えて作業効率を倍増
ノートパソコン1台で作業していた頃の私は、タブ切り替えに追われ、あちこちクリックしてばかり。
正直、疲れるし、作業の流れもぶつぶつ切れていました。
そんな時に導入したのが24インチの外部モニター。
これが想像以上に革命的でした。
ウィンドウを並べて同時に開けるようになったことで、思考の流れを止めずに作業を続けられるようになったんです。
目線を少し動かすだけで複数ページを確認できるのは、本当に便利。
実際、Dellの調査でも、モニターの追加によって複数アプリの切り替えがしやすくなり、作業効率が向上するという結果も出ています。
今ではもう、「画面1つで作業する」なんて考えられません(笑)
⚪︎関連記事:「大画面ディスプレイ・多画面ディスプレイの導入による業務効率化の測定」

配線と電源タップを整えてストレスフリーに
「机まわりがごちゃごちゃしていると、それだけでやる気が削がれる」——これ、私の実感です。
ノートPC、スマホ、モニター、照明、プリンター…。
増えるガジェットとともに、電源の確保と配線整理がカオス状態に。
そんなとき便利だったのが、マグネット付きで机裏に貼れる電源タップとケーブルボックス。足元がスッキリして掃除もしやすくなりました。
さらに、スマートプラグを使って照明や加湿器のON/OFFを自動化したことで、ちょっとしたストレスが減って作業が快適になった気がします。
まとめ:環境は“収益”を支える土台。今こそ整える時!
最初は、「在宅副業にはスキルとツールが大事」と思っていた私ですが、いまではこう考えています。
「環境」が集中力と成果を支えてくれると。
「空間を整える→集中できる→作業がはかどる→結果が出る」
この流れを実感したからこそ、ここまで力を入れて紹介してきました。
ちょっとの工夫で、びっくりするくらい快適になります。
私自身も、以前は食卓と椅子にあぐらスタイルでしたが、思い切って環境を整えたことで作業効率が目に見えてアップしました。
もちろん、環境が直接収益を生むわけではありません。
でも、「集中できる時間を確保する」という意味では、とても価値のある自己投資だと思っています。
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