副業を始めたばかりの頃、私がいちばん悩んでいたのは「時間が足りない」ということでした。
日中は本業で忙しく、夜は疲れて集中できない…。副業をやるにも、まずはその“時間”をどう確保するかが、大きな壁だったんです。
そんなときにふと思ったのが、「自分じゃなくても、家電が働いてくれることってあるんじゃないか?」ということ。
お金に働いてもらうのが“投資”なら、家電に働いてもらうのは“時間を生む投資”だと思います。
ちなみに、昭和の時代には「三種の神器」と呼ばれた家電がありました。テレビ・洗濯機・冷蔵庫ですね。これらは当時、家庭の暮らしを大きく変える存在だったんです。
いま私たちにとっての“現代版三種の神器”は、おそらく「食洗機」「ドラム式洗濯乾燥機」「ロボット掃除機」ではないでしょうか。今回は、実際に私が使ってみて“副業の時間が増えた”と感じた家電たちをご紹介します。
食洗機|毎日30分、肌荒れや洗い物ストレスをカット
うちの食洗機は、引越しのときに最初から備え付けられていたもので、正直なところ、最初はあまり期待していませんでした。
でも、使いはじめてから驚きました。
毎日30分かけていた手洗いの時間がゼロになったうえに、冬の水仕事で悩んでいた手荒れも激減。
さらに「洗い物やらなきゃ…」というあの小さなストレスからも解放されたんです。
副業に集中する気持ちの切り替えが、格段にしやすくなりました。
- 【費用】:設置型なら約5万円前後
- 【時間効果】:30分/日 × 365日 = 約182.5時間/年 → 時給換算:約383円
副業用の原稿1本分の時間が、毎日じわじわ生まれてる感覚です。

ドラム式洗濯乾燥機|干す・取り込むの全カットで時短&メンタル軽量化
洗濯物を干す・取り込む作業って、実はものすごく“気力”を使うんですよね。
私はドラム式洗濯乾燥機を導入して、そのルーティン負荷がごっそり減りました。
特に副業で疲れた日、「ああ、洗濯物まだ干してない…」という地味なストレスがなくなっただけでも、生活の質が上がったと実感しています。
ちなみに、洗濯機は昭和の「三種の神器」のひとつとして、家事労働を大きく変えた家電でしたよね。
あの頃は「洗濯機があるだけで夢のような生活」と言われていたそうですが、現代ではその洗濯機がさらに進化し、「洗って干して乾かす」までを1台でこなしてくれるようになりました。
こうして見ると、技術の進化って本当にありがたいなと思います。
- 【費用感】:約10万円
- 【時間効果】:10分/日 × 週5日 × 52週 ≒ 43時間/年 → 3年使用で1時間あたり約1,160円
生活のリズムも整いやすくなった気がします。

ロボット掃除機|週末の“掃除ストレス”を丸ごと外注
掃除機がけって、やろうと思っても腰が重いことありませんか? 私はロボット掃除機を導入して、週末の“やらなきゃ”というプレッシャーから解放されました。
床掃除を勝手にやってくれるだけで、休日の過ごし方が本当に変わったんです。
- 【費用感】:約5万円(ミドルグレード)
- 【時間効果】:10分/回 × 週2回 × 52週 ≒ 約17時間/年 → 1時間あたり約2,940円
金額以上に、「気力が温存できる」という価値が大きいと思います。

まとめ|副業の“時間”は、誰かに作ってもらっていい
「高いから…」と迷っていた家電が、実は“自分の可能性を広げてくれる鍵”になることもあります。
支出を減らすことがすべてではありません。「時間」という資産をどう生み出すか?という視点で考えると、家電は立派な“自己投資”になり得ます。
家電が生活を変える力を持っているのは、今に始まったことではないんです。昭和の三種の神器がそうだったように、現代の家電もまた、未来の時間と自由を生み出すパートナーになってくれるはずです。