アフィリエイトを始めると、つい「成果を出したい」「早く稼ぎたい」という気持ちが先行してしまいます。
でもその中で、うっかりNGな行為をしてしまうと、アカウント停止や最悪の場合は法律違反につながることも。
ここでは、初心者が特に気をつけるべきポイントをまとめました。
法律や公序良俗に反しないことは大前提
まず大前提として、違法行為や他人の権利を侵害するようなコンテンツは絶対にNGです。
例としては:
- 公序良俗に反する内容(児童に関する不適切表現、違法薬物、銃器など)
- 他人の名誉や財産を侵害する記述
- 法律違反となる表現や商品(虚偽の医療効果の主張など)
こういった内容は、刑法・民法・著作権法などの法律に抵触し、罰則の対象となる可能性があります。
著作権に要注意|コピペは絶対NG
他人のコンテンツの無断使用は著作権に違反する可能性があります。
例えば:
- 他人の書いた記事の丸写し
- 広告主サイトに酷似したデザインや表現
- 書籍、画像、楽曲の無断使用
引用や出典の記載がある場合でも、許可がなければ著作権侵害になる可能性があります。無料素材サイトや自作画像を活用しましょう。
誇大広告・虚偽広告に注意
商品を魅力的に見せようとして、ついオーバーな表現になっていませんか?
例えば:
- 実際より安く見せる(本来3,980円なのに「980円!」など)
- 効果を誇張する(「これを飲めば絶対に痩せる!」)
- 事実と異なる記述(誤情報の掲載)
これは景品表示法や薬機法などに抵触するリスクがあり、訴訟や規制対象になることもあります。
クリック誘導は禁止
「クリックしてくれたらうれしいです!」といった表現も、実はNGです。
具体的に避けるべき誘導は:
- 「サーバー維持費のためにクリックお願いします」
- 「環境保護のためにご協力を」
- 自分で自分の広告をクリック(自己クリック)
- 他のアフィリエイターとクリックし合う(相互クリック)
これらは詐欺行為や不正報酬とみなされる可能性があり、アカウント停止や法的措置の対象になることも。
見返り付き誘導もダメ
以下のような「交換条件付き」の誘導も禁止です:
- 「この広告から登録してくれたら、〇〇の情報を渡します」
- 「登録してくれたらAmazonギフト券をプレゼント」
こうした誘導は、多くのASPの規約違反に該当し、成果がすべて無効になるリスクがあります。
メール・LINE等の発信も慎重に
- 勝手に相手に送信したメルマガやLINE → スパム行為とみなされる
- 広告主からの案内メールと誤認させる表現 → 禁止
広告メインのメールを送りたい場合は、「登録者からの同意取得」や「解除URLの設置」など、メールマガジンとしての体制が必要です。
まとめ:収益化より大切な「ルール遵守」
アフィリエイトは立派なビジネスです。
だからこそ、「知らなかった」では済まされないルールがたくさん存在します。
自分の発信は、ルールを守って取り組んでいきましょう。